中小規模の企業が、リソース(人手、費用、時間)に大きな負担を負うことなく取得可能です。複数の企業が同時に受けることも可能です。
中小企業が単独で取得するのは、確かに大変です。 そのために人材も必要ですし、外部の助力も必要でしょう。
そもそも何のためにISOを取得するのか、きちんと整理して取り組むことが大切です。目的がしっかりしてくればそれに対する活動も立てやすく、それに伴ってゴールも描きやすいので、難易度もはっきりしてきます。
中小企業には決して安くない負担だと思いますが、取得費用にしろ、維持費用にしろ一つ一つが意味のある費用ですから、仕方ありません。
しかし、中には無意味な費用が加算されたり、ムダな活動のために余分な出費がかさんでしまうことがありますので、きちんと予算をたて、費用対効果を監視することがあります。
顧客の要望の強い方を優先すればよいと思いますが、そうした要望がなければ、品質ISO(ISO9001)から取得する方が良いと思います。それは、マネジメントシステムの構築という点からは、ISO9001の方が取り組みやすいといえるからです。
ちなみに、両方を同時に取得することもできます。
まず、なぜ形骸化したか、あるいは何を根拠に形骸化したと考えるのか、その理由をはっきりさせることが大切です。
よく見られるケースでは、主に規格要求事項の適合性をチェックするだけの監査をずっと続けているだけの場合があります。
内部監査の本来の目的を再確認し、運用段階に応じたポイントをはっきりさせましょう。
その理由は何でしょうか?
実際にどのようにして若手や新しい人材をシステムの中に投入しようとしたのでしょうか?
もし、ただ漠然とそう考えているだけなら、確かにいつまでも人材は投入できず、よって育つことも難しいでしょう。
どのように取り組むのか、現状把握に基づいた投入計画を立ててから再検討すべきです。
ISO取得は、ある意味でスタートです。
それは、ISOで要求された顧客満足向上・目標達成・人的資源の力量アップ・苦情やクレーム・不適合の撲滅など、一つ一つをターゲットにして進んでいく企業の成長プログラムです。一つ一つのターゲット(プロセス)を監視し、少しずつでも改善していくという考えが重要です。
また、各プロセスの関連性を重視し、運用しやすく、成果が見えやすい仕組み(仕掛け)を用意したら良いですね。
取り組んでいる組織(企業)の考え方次第だと思います。
もし、組織の従業員の参画意識ややる気を高めることを望んでいるなら、絶好の機会となります。やり方は自分たちの現状に合った、日常レベルのもので構いません。
トップ自ら決断し、そうした機会を設けて、成功体験を共有化する場を作ってください。
よく似ていますが、人事考課は組織的な処遇を中心とした制度的なものですが、力量評価はISOの要求事項で、品質保証に釣合う人的資源の保有能力を確保(向上)させることをねらいとしています。